【育成論】ドラパルトの型比較【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日：2019/11/24】
【基本ステータス】
タイプ：ドラゴン・ゴースト
種族値：H88-A120-B75-C100-D75-S142
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今までの記事で何かとドラパルト意識のダメージや耐久調整をしていましたがその理由は、間違いなくシーズン1現在の最強＆最高使用率のポケモンだからです
また、今作で追加された唯一の600族です
今作にはいないですが、ガブリアスの全盛期に並ぶような採用率で当時を思い出します
ドラパルトは型の流行りが次々に変わっていっているので数種類を一気にを紹介します
【きあいのタスキ型】(物理)
特性：クリアボディorすりぬけ
性格： いじっぱり
持ち物：きあいのタスキ
努力値：A252-D4-S252
実数値：H163-A189-B95-C×-D96-S194
技構成 ：ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/とんぼがえり/はがねのつばさ
技候補：おにび/ふいうち/そらをとぶ/アクロバット/かえんほうしゃ/だいもんじ
<解説>
・努力値振り
H：なし
A：極振り
B：なし
C：なし
D：余り
S：極振り
・努力値調整について
ドラパルトが多いので同速意識のSぶっぱ
そもそも高火力高速アタッカーなのでAを最優先
なので、必然的にASぶっぱが一番強く、使いやすいです
今はこの型が一番多いですが、今後環境にいるドラパルトの型によって流行り廃りは変化しそうです
・技構成
ドラゴンアローは威力こそ低めですが2回攻撃なので襷持ちのドラゴンや低耐久ポケモンを襷を貫通しつつ倒せるので優秀です
ゴーストダイブは威力も高く、一ターン溜めなければなりませんが姿を隠すことが出来るのでダイマックスターン稼ぎにもなる優秀な技です
まもるやみきりも貫通なので防ぎにくいのもメリットです
とんぼがえりは多くのスカーフ持ちのように高速なので上から一方的に交代できます
初手でミミッキュと対面したときなどばけのかわを削りつつ後続と交代するのがいいでしょう
4枠目の技は候補技との選択となりますが対面性能のみで考えると苦手なミミッキュ、オーロンゲへの打点となるはがねのつばさが一番効果的でしょう
はがねのつばさでは火力不足ですがダイマックスし、ダイスチルとして使えば火力も充分期待でき、追加効果で防御が1段階上がるのでAS珠ミミッキュにも殴り勝てます
使用しているPTでどうしてもナットレイが重い場合はだいもんじも選択肢に入ります
かえんほうしゃとの選択かと思われますが
H振りナットレイに対してだいもんじでも 75.1〜88.3％ 確2で、ダイマックスしてダイバーンとして使えば92.8〜110.4％ 乱1（56.25%）なのでギリギリの火力です
なので、かえんほうしゃでは完全に火力不足です
おにびは物理ポケモンを機能停止することができますが、正直殴った方が強いです
また、採用率こそ低いですがそらをとぶ、アクロバットなどのひこう技もダイマックス後にダイジェットとして追加効果でSを1段階上げることができます
・特性
クリアボディかすりぬけの選択です
ダイマックス技の追加効果や、ギャラドスやウインディなどのいかく持ちからの攻撃ダウンを無効にできるクリアボディ
オーロンゲなどが使うみがわりを貫通して攻撃することのできるすりぬけ
この2種類が選択肢になりますが、これもPTの重い相手に合わせるのが一番いいでしょう
なのではがねのつばさを採用する場合はすりぬけの方がコンセプトがブレずに仮想敵を絞れそうです
【この型のメリットとデメリット】
他の方と比べ汎用性、対面性能共に高いです
S種族値142という高みから比較的安定して2発攻撃できる点やダイマックス後もきあいのタスキは有効なので一撃で倒されるという機会はほとんどありません
しかし、こだわりスカーフ型と比べるとミラーの勝率は低く、同じ型相手なら50%、スカーフ持ち相手なら勝ち目はほぼないので実際にはミラーの勝率は50%もないでしょう
【きあいのタスキ型】(特殊)
特性：すりぬけ
性格： ひかえめ
持ち物：きあいのタスキ
努力値：C252-D4-S252
実数値：H163-A×-B95-C167-D96-S194
技構成 ：りゅうせいぐん/シャドーボール/かえんほうしゃ/10まんボルト
<解説>
・努力値振り
H：なし
A：なし
C：極振り
B：なし
D：余り
S：極振り
・努力値調整について
物理型と同じ理由でCSぶっぱです
・技構成
りゅうせいぐんはドラゴン最高火力技
シャドーボールは命中安定高火力技で物理型のシャドーダイブと違い溜めなくていいので汎用性が高いです
特殊型ならだいもんじではなく火力はかえんほうしゃで充分で多くの炎弱点を焼き払えます
かえんほうしゃかだいもんじかは命中意識か火力意識かで選べばいいでしょう
4枠目の技を10まんボルトにしていますがこれは環境に多くいるギャラドス意識です
耐久無振りギャラドスを112.9〜134.1％ 確1で落とせるので採用価値はかなり高いです
・特性
クリアボディは特にいかく持ちから攻撃を下げられることを意識しての採用なので特殊型は必要ないでしょう
みがわりを貫通できるすりぬけの方が採用価値は高いです
【この型のメリットとデメリット】
大きなメリットとしては技範囲の広さによりギャラドスを倒すことができる点です
ギャラドスはドラパルト・ミミッキュ合わせ三種の神器のような存在と化しているので対策する価値は大いにあります
また、技も命中安定技が多く威力も高いものが多いので弱点相手には充分な火力が出ます
さらに、やけど状態になっても火力が下がることがないので、ガラルサニーゴのおにびなどを気にせず殴れるのが大きな利点です
デメリットをあげるとすればやはり火力は物理型の方が高い点です
種族値がそもそも攻撃の方が高いので必然的に物理型の方が火力は高くなるので特殊型は弱点特攻型という認識が正しいでしょう
【こだわりスカーフ型】(物理＆特殊)
特性：すりぬけ
性格： いじっぱりorひかえめ
持ち物：こだわりスカーフ
努力値/実数値：タスキ型と同じ
技構成/技候補：タスキ型と同じ
<解説>
・努力値振り
H：なし
A：極振り(物理型)
C：極振り(特殊型)
B：なし
D：余り
S：極振り
努力値調整
やはりスカーフ型も一定数いるのでSも極振りするのがいいでしょう
ミラーに強いというメリットを最大限に活かす場合はようきやおくびょうでの最速採用も考えられます
技構成・特性
この2点に関しては採用理由はタスキ型と同じです
【この型のメリットとデメリット】
やはり最大のメリットはミラーに強いことです
ミラー対面で相手がタスキ型ならばドラゴンアローで安定して処理することが可能で、処理できた際のメリットはとても大きいです
その後にフェアリータイプが出てきたとしてもダイマックスすれば技を変えることもできるので
物理型だとドラゴンアローでドラパルトを処理→フェアリータイプ相手にダイスチル(はがねのつばさ)
という流れが多く想定されるのではがねのつばさの採用価値はさらに高いでしょうか
デメリットはダイマックス権使用後にドラゴン技を撃ったタイミングでフェアリータイプに交代されることです
こちらは交代するしか選択肢がなく一ターン相手に無償で与えてしまうのでミミッキュにつるぎのまいを積まれてしまう危険性が高いです
また、相手がダイマックスし一撃で倒しきれなかった場合に返しの一撃で落とされてしまうことも多いので対面性能はタスキ型に比べると少し劣ります
ミラー強いという点だけでもドラパルトの採用率を考えると充分なメリットだと思えます
【あとがき】
物理/特殊のタスキ型・スカーフ型の比較をメインに考察しました
他にもこだわりハチマキ持ちやいのちの珠持ちが存在しますが使用するにしても対面するにしても最もメジャーな2種類の型に絞りました
今後環境にドラパルトが増え続ければ
タスキ型→スカーフ型→最速スカーフ型と
流行りもどんどん変化していきそうです
個人的には最速スカーフ型の前に
ようきorおくびょうで
H124AorC極振りBD4 S124
という準速ドラパルト+1調整のドラパルトが流行る予感がします
タスキ型もスカーフ型も持ち物を変えるだけで同じ個体を流用できるので、シーズン1ではまずは経験として食わず嫌いをせずに一度はレンタルパーティなどでもいいのでドラパルトを実際に自分でも使用し、火力や耐久を理解するのが今後の対戦で役に立つと思うので一度は使ってみることをオススメします
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