ランク戦シーズン1感想・まとめ
【シーズン1 キャラランクについて】
個人的にランク戦をしていて感じた強みをSランク〜Bランクを中心に解説していこうと思います
【Sランク】
・テンプレ型の(かげうち/シャドクロ/じゃれつく/剣舞)一辺倒だったが環境終盤からは(じゃれつく/身代わり/いたみわけ/呪い)といった受けキラーの型も多く出現し安定して受けれるという概念が崩れた
・やはり特性ばけのかわによる積みポケモンストッパーとしての役割が安定して強い
・襷かスカーフかによって対処法が大きく変わるのにもかかわらず判別もとても困難であり、かたやぶりによるばけのかわやふゆうを無視した攻撃が強い
・すなかきドリュウズによる全抜きアタッカーも環境中盤以降増え始め、弱点保険の可能性も視野に入れなければならなくなり更に殴りにくくなった
【Aランク】
ドラパルト
・物理型/特殊型共に強く、鬼火たたりめや壁貼りとなにをさせても強いので型の判断が非常に困難なのが強みでサポート型だとしてもダイマックスすることで火力も充分なのが厄介
・環境終盤では特殊型で(流星群/シャドーボール/大文字/10まんボルト)といった技構成で受けループや4倍弱点キラーとしての運用がとても多くギャラナットやドヒドヌオー対策として採用率が高かった
・スカーフ型を基本としているものの眼鏡型やわるだくみによる積み型も多くこちらもドラパルトと似たような広範囲特殊アタッカーとして活躍した
・あくタイプということで特性悪戯心のポケモンにも強くスカーフを持たせることで初手の性能がとても上がり、あくのはどうによる怯みゴリ押しも抜きエースとしての性能を上げていた
・じしんかじょう/いかく共に強く、いかくの場合はりゅうのまいの採用率が高かった印象があるとても抜き性能が高いエースポケモンとして環境終盤の採用率がとても高かった
・特にじしんかじょう+ダイジェットによる相手を倒しながらりゅうのまいの効果を得る動きがとても強くステルスロックを撒かれていると止めるのはとても困難であった
・アーマーガアやドヒドイデやナットレイなどの環境にいる多くの受けポケモンに刺さるので同じロトム系統の中でも頭一つ抜き出た性能があった
・サイクル戦において相手選出がアーマーガア、ドリュウズ、低耐久アタッカーといった選出だった場合アーマーガアにあと投げしてオーバーヒートを撃つことで大きな負担をかけることができる所が高評価点であり例えアーマーガアに突っ込まれたとしても問題なく飛ばせるのが明確な強みだった
アーマーガア
・Sランクにあげたミミッキュ/ドリュウズの両者に強くミラーアーマーによる追加効果の跳ね返しや防御力と防御ランクで威力計算をするボディプレスも強さを引き立たせていた
・環境終盤ではダイジェット+弱点保険による抜きエース型も流行りだしたりと型判別すら難しくなり対処がとても難しくなった
【Bランク】
ガラルヒヒダルマ
・五里霧中スカーフ型がシンプルにスカーフ+鉢巻といったわかりやすい強さがあり流行っていた
・そこに刺さる鉢巻型やダルマモードの存在もあり相手のサイクルを破壊するのに特化したポケモンで相手をするのが厄介であった
・ダイマックスエースとして代表的な強さのある3匹で、アイアントははりきりによる超火力、トゲキッスは弱点保険+ダイジェットによる抜き性能、パッチラゴンはその2体のいいとこ取りのような性能をしていました
・環境終盤ではトゲキッス>パッチラゴン>アイアントの順で環境に多く、これは特殊型ドラパルトやスカーフサザンドラやエースバーンなどのアイアントより速いほのお技持ちが増えたことが影響しており、パッチラゴンは今はまだトゲキッスよりも数は少ないがシーズン2ではトゲキッスよりも数は増えると考える
・さいせいりょくによるサイクル戦の強さやヌオーと組ませることで更に相性補完にも強く突破が困難となった4倍弱点のない優秀な受けポケモン
・環境にエスパータイプどころかエスパー技持ちも極端に少ない環境であったので実質的な弱点はでんき/じめんのみのようなものだったのも追い風であった
オーロンゲ
・悪戯心による安定した壁貼り要員に加え挑発や電磁波によるサポート力が高くA種族値も120あるのでふいうちやソウルクラッシュによる殴り性能も高い
・1番優秀なのはタイプであり4倍弱点がないことやあくタイプなので悪戯心のポケモンによる挑発を無効にできる点があげられる
【Cランク】
・抜き性能はヒートロトムには劣るがスカーフ型による奇襲も多く刺さる相手には強かった
・砂撒き要員として殴れるバンギ/サポートのカバといった印象だったが終盤ではカバルドンの数がとても増え鉢巻を持たせた奇襲型も増えシーズン2ではアタッカーカバルドン+すなかきドリュウズといった構築が増えそうな印象があった
エースバーン
・ほぼ唯一の高速ほのおアタッカーとして環境に刺さっていたが火力が少し足りない場面も多かったので夢特性のリベロが解禁されてからが本番という印象であった
・火力を出すにはダイマックス前提で晴れ状態だと壊れ性能になるが自力で晴れにするにはダイマックスターンを1ターン使わなければならないのが使いにくく感じたし天候の奪い合いが激しい今作では晴れをキープするのも容易ではなかった
・受けとしてはかなり優秀だが火力がない点や相手を流す技がないので積みアタッカーに弱いし4倍弱点のほのおが明確な弱点なので安定はしない
・ほぼ襷型のみだが環境上位のポケモンに強く出れるので採用率はじわじわと上がっていたのでシーズン2では更なる活躍が期待できる
【Dランク】
・(ハイパーボイス/めいそう/ねがいごと/まもる)といった対特殊ポケモン決戦兵器のような型や(ハイパーボイス/マジカルフレイム/でんこうせっか/シャドーボール)のようなフルアタ型も多く対処が難しいポケモンであったがやはりめざパ剥奪がしんどいか
・はらだいこによる抜きエースは中盤以降は減り突撃チョッキを持たせつつカウンターをしてくる型が多くカウンター持ちのポケモンとしては1番強く感じたので第2シーズンでの活躍に期待
ジュラルドン
・壁貼りができたり突撃チョッキを持たせて殴り合いもできるがこのポケモンでやる必要性を感じることが少なく今後の研究に期待
ヌオー/トリトドン
・単体というよりはドヒドイデのペアとして輝く2体で単体としての性能は低いので不意にどちらかが落とされてしまうと突破は容易になる場合が多い
ガラルサニーゴ
・技/特性共に優秀だがタイプが環境的に向かい風で特殊型ドラパルトの存在もキツいので安定感は減ったが確3程度の技ならば呪われボディも合わさり受けきることも容易
【ランクE】
ウオノラゴン
・環境全体的に高威力のみず技が一貫する場面というのが少なくこのポケモンを使うならばパッチラゴンを使えばいいという状況になってしまったので今後の活躍が1番期待しずらいポケモン
・型はからやぶに限られるのでダイマックスや天候変化のスリップダメージにとても弱く他にもボルトチェンジ+先制技による対処も容易で大幅に弱体化したと感じた
・水タイプキラーだが火力の低さが課題なので型の研究が必要
・のどスプレーを持たせた(10まんボルト/フリーズドライ/うたかたのアリア/みがわり)の受け回しキラーに期待している
【シーズン1感想】
シーズン1は剣盾に参加しているポケモンで対戦環境を作ればこうなるだろうなという予想通りの環境であり、楽しかったけれどこのままでは飽きが来るのも早いなといった感想でした
12月に入るとTop30のポケモンはほぼ固定された印象で、大きな変化はやはりパッチラゴンの採用率が急上昇したこととドリュウズの相方としてカバルドンの方が採用され始めたことでした
どちらのポケモンもウオノラゴンやバンギラスといった似通った性能のポケモンの影響で注目を浴びるのが遅れた印象があるので今後もそのような陰に隠れているポケモンが台頭してくる可能性は大いに有り得そうです
【シーズン2や今後について】
シーズン2では一部のキョダイマックスポケモンが使用可能になることが判明していますがそのような使用可能ポケモンによる環境変化はユーザーの飽きを緩和してくれるのでとても良いとは思います
現在使用できないポケモンも少しずつでいいのでポケモンホームによる過去作との互換と共に使用可能となればいいと願っています
今後は御三家の夢特性解放や化石ポケモンの夢特性の解放にも注目していきたいです
これらは配布でくると思うので時期は全然想像出来ませんが早くて2月、遅くて夏頃といった予想です
【まとめ】
シーズン1では順位までこだわって対戦をしたのは3日ほどでしたが合計18時間以上はやる詰め込みっぷりでした
今作からのランク戦ですがとてもいい制度だと思います
もう少しマスターランクまでの道のりを険しくしてもいいのかなぁと思いますがこれはポケモン対戦歴が長い身だからこそ思う意見で初心者からするとちょうどいいのかもしれません
今後も適度な刺激と環境変化により長く楽しめることができると嬉しいです
来年もポケモン剣盾楽しんでいきましょう!
【3日で5万位→500位】マスターランク級レンタルパーティ【ポケモン剣盾】
前回のレンタルパーティに続き第2弾のレンタルパーティを公開します
今回のパーティではマスターボール級シングルランクマッチで3日間(12/21〜12/24)で5万位から500位まで上げることが出来ました
シーズン1終了間際の現在のマスターボール級の人口から過去作のレート対戦の数字と比較するとだいたい500位がレート2000以上相当となるらしいので前作までの言い方で言うとレート2000到達パーティといった感じです
【レンタルパーティ:0000 0007 RX7W 23】
どれも一度は当ブログの過去記事で紹介したポケモン達なのでどのポケモンも詳しい火力目安や強みなどを知りたい場合は過去記事を参考にお願いします
ここではパーティとしての運用法を説明します
【解説】
相手のパーティにドラパルトやサザンドラ、スカーフを考慮しなければ全て上から叩けそうなポケモンばかりの場合に初手として使っていました
襷持ちやミミッキュのばけのかわさえ削ってしまえばつららおとしを撃っているだけで勝てる試合も多く、選出した際はこの展開をどう作っていくかを意識していました
上位に行けば行くほど初手のスカーフヒヒダルマに合わせた更に早いSを持つポケモンによる対策(サザンドラやドラパルト)をしてくる方が多かったのでその可能性がある場合はとんぼがえりを選択せずに交代するのがオススメです
控え目HCヒートロトム@こだわりメガネ
【解説】
スカーフヒヒダルマの上からとんぼがえりする動きに合わせて下からボルトチェンジをするポケモンを探したところこのポケモンに辿り着きました
加えてこのパーティではローブシンとの相性補完役でもありローブシンが苦手なダイジェットエース達やアーマーガアを処理してくれます
特にじゃくてんほけんトゲキッスに強く万が一ローブシンのかみなりパンチでC+2トゲキッスを作ってしまった際も後出しからでもダイマックスすることで安定して勝つことができるポケモンです
【解説】
最遅ギルガルドより遅いので後攻しっぺ返しが出来、4振りドヒドイデより速いので上からダイサンダーで倒すことが出来ます
こちらはヒヒダルマが初手に投げれない場合の初手候補であり、初手で有利対面を取れ、なおかつ相手のパーティにミミッキュ+ギャラドス/リザードンがいた場合は初手かみなりパンチでミミッキュのばけのかわを消費させたりギャラドスなどを一撃で落とす行動を取ったことが非常に多く、強かったです
ゴーストタイプや弱点を取ってくる相手以外にはほとんど殴り勝てるほどのスペックがありFCロトムに関しては相手がメガネだろうが殴り勝てます
陽気ASギャラドス@ラムのみ
【解説】
ドヒドイデやナットレイがいない相手でひこう/みず技が通るパーティに対しては容易に3タテが出来るパワーがあるので裏選出のエースとして選びました
初手で投げることは相手がカバルドンやオーロンゲなどの変化技を使ってくるポケモンが初手にくると確認した時のみで基本的には他のポケモンでダイジェット圏内まで削ってから後投げしじしんかじょうとダイジェットによる実質りゅうのまいをしながら3タテをしてくれる頼れる存在でした
特にナットレイでステルスロックを撒きつつ削れた相手に出すことが多くパーティとして重い相手であるドサイドンを処理できるポケモンでもあります
他にも初手のウインディが厳しいのでその場合は初手ダイマックスからのダイストリームで無理矢理倒すことで裏のナットレイを相手が突破できなくなることも多かったです
腕白HBナットレイ@たべのこし
【解説】
縁の下の力持ちで間違いなく1番活躍してくれたポケモンです
ほのおタイプとかくとうタイプ技持ちを処理してしまえば突破不能になるポケモンでパーティにいるだけで相手の選出を狂わせることができます
主にミミッキュやギャラドスストッパーであり先程も述べたローブシンでの初手かみなりパンチでミミッキュのばけのかわを剥いだ後は相手のミミッキュは80%の確率でつるぎのまい、20%の確率でじゃれつくを撃ってくるのでどちらの行動をされても安心して後投げできます
ダイウォール→ダイスチル→ダイウォールorダイスチル
で勝つことができます
通常のまもるだとダメージは抑えられますがダイホロウによるBダウンを引いてしまうのでこのポケモンで守りのダイマックスを切る勇気が試合を分けます
陽気ASミミッキュ@いのちのたま
【解説】
主に積みアタッカーストッパーとしての保険のような選出が基本です
ランキング1000位前後ではパッチラゴンによる抜きエース構築が大量にいたのでそこを食い止めるのが仕事です
このポケモンもつるぎのまい→ダイマックスという展開が多いポケモンで
ダイホロウやダイフェアリー1発+かげうち
で相手を処理しなければならない時は
ダイウォール→ダイホロウorダイフェアリー→ダイウォール
をしなければならないのでダイマックスをする際はダイウォールから入るべきかどうかを15秒ほど考えてから行動した方がいいです
またシャドークローではなくゴーストダイブ採用の理由は
・シャドークローとして撃ちたい場面がほぼなかった
・ダイホロウの威力がシャドークローより10高い
・ダイマックスターン稼ぎとしても優秀
の3点です
シャドークローなら…と思うような場面は全くなく、ゴーストダイブのおかげで勝てた試合の方が圧倒的に多かったのでオススメです
【あとがき】
サイクル戦が好きな方にはとてもオススメでサイクル戦を学びたい初心者の方にもおすすめの構築です
この中だとローブシンを使いこなすまでに少し時間がかかるかもしれませんが他のポケモンは比較的癖もなく使いやすいと思います
このパーティに限らず環境にいる上位勢の使うドラパルトはもう99%特殊型なので基本的にでんき技やほのお技は所持していると考えながら行動するのがオススメです
Youtubeでも配信始めました!主に日曜日に対戦で使えるポケモンの孵化余りや理想個体の配布放送をしているので興味がある方はぜひチャンネル登録お願いします!
【育成論】突撃チョッキローブシン【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日:2019/12/21】
【基本ステータス】
タイプ:かくとう
特性:こんじょう・ちからづく/てつのこぶし(夢)
種族値:H105-A140-B95-C55-D65-S45
〜〜〜〜
高耐久鈍足のかくとうタイプでありBWの頃から対戦環境ではドレインパンチ&マッハパンチによる処理能力の高さが評価され対戦環境でも多く使用されていました
しかし、フェアリータイプという新タイプが登場したことで弱点が増え、サイコフィールドによる先制技封じもありカプ・テテフの登場と共に使用率は一気に下がった印象があるポケモンです
今作ではそのカプ・テテフが存在しておらず、環境ではバンギラス、ドリュウズ、サザンドラなどのかくとう弱点のポケモンの使用率が非常に高いのでそれらを倒すための育成論となっています
【とつげきチョッキ型】
特性:てつのこぶし
性格: ゆうかん
持ち物:とつげきチョッキ
努力値:H212-A252-B44
実数値:H207-A211-B121-C×-D85(127)-S45(S個体値0想定)
技構成 :ドレインパンチ/マッハパンチ/かみなりパンチ/しっぺがえし
<解説>
・努力値振り
H:16n-1最大数
A:ぶっぱ
B:余り
C:なし
D:なし
S:なし
・努力値調整について
このポケモンのこうげきを上げることは最重要であり、マッハパンチの火力とドレインパンチの威力&回復力に関わるので耐久力にも影響があります
HPは16n-1の実数値207にすることで定数ダメージを最小限に抑え、余りをBに振り環境に多い物理に対して少しでも耐久力を上げています
すばやさに関してはこのポケモンは最遅を想定しているのですばやさの個体値は0にしています
最大の理由は同じく最遅が多いギルガルドより遅くすることで相手が攻撃した後のソードフォルムにしっぺがえしを撃って一撃で倒すためです
また、トリックルームパーティのエースポケモンとしての流用もできるのでメリットはとても大きいです
※ただし、トリックルーム採用を考えず個別の育成論としてはゆうかんでS個体値が29〜28が真の理想個体になります
理由としてはS4振りドヒドイデがすばやさ実数値56となっており、最遅ギルガルドのすばやさ実数値は58だからです
個体値が29〜28の場合ゆうかんローブシンのすばやさ無振り実数値が57となります
しかし、すばやさ29〜28の厳選はとても困難であるのでトリックルームパーティでの流用も考えると最遅でも充分に実用性があると考えます
耐久目安
・A特化DMバンギラスのA+2 ダイアース(じしん)ローブシン 79.2〜93.7% 確定2発
・A振りドリュウズのじしん 42.5〜50.7% 乱数2発(1.95%)
・A振りミミッキュのじゃれつく 64.7〜76.3% 確定2発
・A振りDMミミッキュのダイフェアリー(じゃれつく) 90.8〜108.2% 乱数1発(43.75%)
・A特化Gヒヒダルマのつららおとし 60.8〜71.4% 確定2発
・A振りウオのラゴンの先制エラがみ 81.6〜96.1% 確定2発
・C特化Hロトムの眼鏡オーバーヒート72.4〜85.5% 確定2発
・C振りサザンドラのりゅうせいぐん 72.4〜85.5% 確定2発
・C特化ギルガルドのシャドーボール 20.2〜23.6% 確定5発
注目すべき点は、バンギラスに関しては弱点保険発動後でも対面から勝つことができることとサザンドラのりゅうせいぐんがとつげきチョッキ無しでは乱1なところが確実に1発耐えることができるようになることでドレインパンチが安定して撃てることです
後ほど記述しますがこのポケモンは耐久力をドレインパンチによる回復で大幅に補強できるのでFCロトム達との殴り合いでも強く倒した後もHPを6割以上保ったまま突破できることが多いです
弱点をつける相手に対しては回復により実質的な無償突破ができるので2匹以上処理できることも多くとても使いやすい型となっています
・技構成
回復することができるかくとう技で耐久力のあるこのポケモンと非常に性能がマッチしています
回復しつつ殴り合うことでかくとうが等倍以上で入る相手のほとんどに殴り勝てる点や突破後のHP確保もできます
火力目安
・H振りバンギラス 162.3〜191.3% 確定1発
・無振りドリュウズ 145.9〜171.8%確定1発
・無振りサザンドラ 116.1〜137.7% 確定1発
・無振りGヒヒダルマ 159.1〜186.7% 確定1発
・H振りカビゴン 62.9〜74.9% 確定2発
・HB特化ブラッキー 59.4〜71.2% 確定2発
・H振りFCロトム 53.5〜63.6% 確定2発
・ジュラルドン(過去記事) 104.6〜124.5% 確定1発
撃ち合うことが多いポケモンをリストアップしました
バンギラスとドリュウズに関してはDMしていてもドレインパンチ→マッハパンチで処理することができるのでとても安定します
上記の中で注意すべき相手はDMサザンドラがダイドラグーンを連打してきた場合で処理が難しくなってしまう点には注意が必要であり逆にサザンドラを使う時は覚えておきたいポイントです
あと、ドレインパンチとダイナックル(ドレインパンチ)は火力が全く同じなので回復したいのか火力を上げたいのかでDMするかどうかを考えるといいでしょう(ほとんどDMすることはないです)
ドレインパンチ後の後処理技として主に使います
特性による補正とタイプ一致補正が乗るので先制技とは思えないほどの火力が出て襷持ちや高速アタッカーを縛ることができます
他のポケモンで削りつつこの技の圏内に入れることも運用時には非常に重要な立ち回りとなります
火力目安
・H振りバンギラス 86.9〜104.3% 乱数1発(18.75%)
・無振りドリュウズ 77.8〜91.8% 確定2発
・無振りサザンドラ 62.2〜75.4% 確定2発
・無振りGヒヒダルマ 83.9〜100.5% 乱数1発(6.25%)
・無振りエースバーン 38.7〜46.4% 確定3発
主にこの辺りに撃つことが多いでしょう
ドレインパンチ→マッハパンチによる縛り性能はとても高いのでヒヒダルマやドリュウズに対して確1で縛りたい方には持ち物をたつじんのおびにすることも考えられますがそれらのポケモンにはドレインパンチから入った方が良い場合の方が多いですしチョッキによる特殊相手との殴り合い性能の方が恩恵は大きいと考えています
かみなりパンチ
主に交代で出てくるギャラドスなどのダイジェットエースに刺す技です
かくとうを半減するひこうタイプに刺さるので相性が良く、ダメージも特性による補正が乗るので充分な火力があります
火力目安
・無振りギャラドス 170.7〜201.1% 確定1発
・無振りトゲキッス 76.0〜90.7% 確定2発
・無振りウォーグル 85.7〜101.7% 乱数1発(12.5%)
・HBアーマーガア 40.9〜48.7% 確定3発
・HBドヒドイデ 42.0〜49.6% 確定3発
初手でローブシンを投げて有利対面を取れた場合、多くの場合相手は上記のポケモンorミミッキュに交代してきます
ミミッキュ+上記のポケモン達いずれかが相手パーティにいた場合に初手で撃つことが多く、ミミッキュのばけのかわを削れる点も評価点となるでしょう
受け出ししてきたHBアーマーガアに関してはダイサンダー→相手のてっぺき→ダイサンダー(エレキフィールドあり)の流れが想定されこの方法で無理やり突破可能です
ドヒドイデも同じくダイサンダーで突破が可能ですがじこさいせいなども考えるとダイナックルから入るのがいいです
しっぺがえし
主にかくとうを無効にするゴーストタイプに撃ちます
最遅により後攻がほとんどのこのポケモンとの相性はとてもよく大抵は×2ダメージで撃つことができるので×2ダメージ前提の火力目安を載せます
火力目安
・無振りドラパルト 103.0〜121.4% 確定1発
・H振りギルガルド(ブレード) 135.3〜160.4% 確定1発
・無振りシャンデラ 108.1〜127.4% 確定1発
・HB輝石Gサニーゴ 39.5〜46.7% 確定3発
無振りドラパルト確1なのでDMしないスカーフドラパルトなどにはかなり有利です
Gサニーゴには勝てないので引きましょう
・特性
こんじょう、ちからづく、てつのこぶしとどれも非常に優秀な特性です
これらの特性による差別点は持ち物が大きいです
こんじょうの場合はほとんどが持ち物をかえんだまに限定され、状態異常に強く火力は最大ですがやけどによるダメージがせっかくの耐久を下げてしまいます
ちからづくはドレインパンチやマッハパンチに補正が乗らないのであまり噛み合わず持ち物もいのちのたまにほぼ限定されます
それに比べ今回採用しているてつのこぶしは持ち物の縛りもなく無条件でパンチ技に補正が乗るので一番有用性が高いと考えます
【あとがき】
個人的に剣盾で一番お世話になっているポケモンで環境にもとても刺さっていると思います
実際にマスターランク級のランクマッチで使用し1日で50000位から8000位まで上げることも出来ました(後日レンタルパーティを公開する予定です)
環境に非常に多いバンギラス/ドリュウズ/サザンドラ/FCロトムなどに安定して勝つことができ、ドラパルトやギャラドスにも強力な有効打を持ちDMをすればアーマーガアやドヒドイデでも受けきることは難しいです
バンギラスやドリュウズの対策で悩んでいる方は是非使ってみてはいかがでしょうか
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【育成論】こだわりスカーフガラルヒヒダルマ【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日:2019/12/19】
【基本ステータス】
タイプ:こおり
特性:ごりむちゅう/ダルマモード(夢)
種族値:H105-A140-B55-C30-D55-S95
〜〜〜〜
ガラル地方で新たにリージョンフォームを手に入れた既存ポケモンのうちの1匹です
対戦環境では軒並み活躍の薄い彼らの中では異常なまでに戦闘力の高いポケモンです
特に新特性のごりむちゅうはこだわりハチマキと同じ効果なので実質こだわりハチマキ+もうひとつのアイテムと2つの道具を所持しているような状態にできます
今回はそんな高火力を高速で叩き込むこだわりスカーフ型の紹介です
【こだわりスカーフ型】
特性:ごりむちゅう
性格: いじっぱり
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:H4-A252-S252
実数値:H181-A211-B75-C×-D75-S147(220)
技構成 :つららおとし/フレアドライブ/ばかぢから/とんぼがえり
<解説>
・努力値振り
H:余り
A:ぶっぱ
B:なし
C:なし
D:なし
S:ぶっぱ
・努力値調整について
ASぶっぱです
下手に調整するよりも高火力を高速で叩き込むというコンセプトを重視した方が強いポケモンであり、準速スカーフ(S実数値220)の一つ下に最速S+1ギャラドスがいるのでぶっぱしない理由はないと考えます
ようき最速との差別点は、ようきの場合
・スカーフ最速90族(ルカリオなど)
・スカーフ最速ドリュウズ
・スカーフ最速FCロトム
・スカーフ最速85族(ジャラランガ、ゴリランダーなど)
・スカーフ準速サザンドラ
を抜くことができます
これら全ては準速スカーフでは抜くことが出来ないので明確な差別点になります
当然ですが、ミラー対面の際には環境に多い準速に勝てるので有利です
この差別点は魅力的ですが、火力はかなり落ちてしまい確定数が変わってしまう相手も多いです
例えば、無振りギャラドスに対しいじっぱりA特化つららおとしは89.4〜105.8% 乱数1発(37.5%)ですがようきの場合は最大でも96.4%と確実に一撃では落とせなくなってしまいます
他にもひこうタイプでダイジェットによってすばやさを上げてくるポケモン達に対してのダメージが変化してしまうのですばやさよりも火力を伸ばした方が強いと思います
各技の火力目安については技構成の欄にて表を出していますのでご参照下さい
耐久目安
・A振りドリュウズのアイアンヘッド123.7〜146.9% 確定1発
・てつこぶローブシンのマッハパンチ 83.9〜100.5% 乱数1発(6.25%)
・A特化ルカリオのバレットパンチ 59.6〜70.7% 確定2発
・A振りミミッキュのA+2かげうち 46.9〜56.3% 乱数2発(80.85%)
・A振りドラパルトのドラゴンアロー 79.5〜93.9% 確定2発
・C振りFCロトムの10まんボルト 58.5〜69.6% 確定2発
・C振りFCロトムのボルトチェンジ 46.4〜54.6% 乱数2発(57.03%)
・C振りサザンドラのあくのはどう 59.6〜70.1% 確定2発
基本的に耐久力はないので殴られることは想定していませんが相手がスカーフだった場合に殴られる可能性があるのと先制技持ちの相手からのダメージをメインにリストアップしました
ドラパルトに対しては相手がスカーフでも強気に出ることができます
サザンドラに対してはスカーフ相手だとりゅうせいぐんで確1を取られたりあくのはどうによる怯みの可能性だったりと有利とはいえない対面です
スカーフロトムに対しては上からボルチェン2発で落とされる可能性があるのでとんぼがえりを使わずに交代する必要もありそうです
・技構成
つららおとしは高火力&怯み効果もありこの型のヒヒダルマとかなり相性がいいです
特性+タイプ一致なのでかなりの火力が期待でき等倍相手でも一撃で持っていける相手もいるくらいの火力があります
火力目安
・無振りドラパルト196.3〜231.9% 確定1発
・無振りトゲキッス 161.9〜191.4% 確定1発
・無振りサザンドラ 165.2〜195.2% 確定1発
・無振りギャラドス 89.4〜105.8% 乱数1発(37.5%)
・無振りミミッキュ 117.6〜138.4% 確定1発
・無振りドリュウズ 102.1〜120.5% 確定1発
・HB特化カバルドン 76.2〜90.2% 確定2発
このようにかなりの火力があり効果抜群相手にはダイマックス状態でも削りきれるくらいの火力があります
とは言ってもさすがに届ききらない相手も多いのでステルスロックなどの定数ダメージと組み合わせることで確実に持っていけることができるので相性はかなりいいでしょう
フレアドライブはこおり技が通らないはがねタイプやこおりタイプに相性が良く、つららおとしを受けに来たポケモンにかなり刺さります
ごりむちゅうが乗るので不一致とは思えない火力が出るので抜群相手には充分過ぎる威力があります
火力目安
・HB特化アーマーガア 81.9〜96.5% 確定2発
・HB特化ナットレイ 159.1〜187.8% 確定1発
・H振りギルガルド(シールド) 107.7〜126.9% 確定1発
主に役割対象はこの辺りでしょう
H振りギルガルドを一撃で持っていけるのは大きいですがキングシールドによってAが下げられてしまうのでその場合はダイバーン2発で落としにいったほうが安定しそうです
ばかぢからはバンギラスが最大の役割対象です
他にもカビゴンやブラッキー、ジュラルドンなどにも撃っていく技になります
火力目安
・H振りバンギラス 212.5〜251.2% 確定1発
・ジュラルドン(過去記事)139.0〜164.2% 確定1発
・HB特化カビゴン 83.8〜98.8% 確定2発
・HB特化ブラッキー 79.2〜94.0% 確定2発
環境に多いHAバンギラスと対面を作ることができれば確実に処理できるというのは大きなメリットでしょう
とんぼがえりは主に不利対面の際に上からダメージを与えつつ交代できる優秀な技です
火力目安
・無振りサザンドラ 91.0〜107.7% 乱数1発(43.75%)
・無振りドラパルト 26.9〜31.9% 確定4発
・HB特化ブラッキー 46.5〜55.4% 乱数2発(70.7%)
とんぼがえりとは思えない火力です
等倍の無振りアタッカーに対してはだいたい4分の1程度のダメージが入るので裏のポケモンのダメージ圏内に入れることも多く本当に優秀です
技候補はいくつか挙げましたがどれも基本的に上記の技より有用な場面は少なく、リザードンを強く意識する場合はいわなだれ、フェアリータイプを一撃で倒したい場合はアイアンヘッド、ギルガルドのキングシールドやゴツゴツメットを嫌う場合はじしんが入れ替え候補に挙がりそうです
・特性
コンセプト的にごりむちゅう一択です
夢特性にダルマモードがありますがあちらはHP半分以下で効果が発動するため耐久に振らないこの型とは相性が悪くまた別に耐久調整や持ち物を変更する必要があるので別途育成論を投稿するつもりです
【あとがき】
典型的な高火力高速アタッカーとして活躍ができ、初心者の方にもオススメの1匹です
とりあえず初手で投げるだけで強く、上からとんぼがえりをして有利対面を作る強さや裏に鈍足ボルトチェンジ持ちのポケモンを選出することでとんボルチェンのサイクルコントロールも学べます
ダイマックスとは相性があまり良くない型でつららおとしとダイアイスの火力はほぼ同じでフレアドライブやばかぢからは逆に下がってしまいます
ただし、ダイアイスは追加効果によりあられ状態にできるのでタスキ持ちの相手を1ターンで倒し切りたい時などはダイマックスすることも選択肢に入ると思います
タイプ相性的にもヒートロトムと相性がとても良いので過去記事の眼鏡ヒートロトムと合わせて使うのがオススメです!
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【剣盾】第3弾ポケモン配布放送について【Youtube Live】
またまたYoutube Liveにてポケモン配布します!今回は理想個体のベロバーを1BOX分配信にて配布いたします!!
今回配布するのは性格が腕白なので物理受けとしての運用や、壁貼り要員として育成できると思います!
進化後のオーロンゲは攻守共に優秀な種族値・タイプ・特性に恵まれているので軟体育てても損はないと思います!
また、配信中には来年から行う予定の定期大会についてもご意見やアドバイスをいただきたいです!
初心者から上級者まで楽しめる大会にしたいです!
※もしかしたら練習としてこの配信の前日である12月21日にお試し配信をするかもしれません
↑のリンク先からこのブログのYoutubeChannelに行けるので参加希望の方はチャンネル登録の方よろしくお願いします!
開催日時:12月22日(日)20:00~
ルール
・お一人様1体まででお願いします
・交換に関しては配信中に毎回その場でパスワードを伝えるので先着順で配ります
・ポケモンを受け取った後は一言コメントしていただけると幸いです
・参加者側が私に送るポケモンは本当になんでもOKです。捕まえたばかりの野生ポケモンでもOKだし、もちろん孵化余りを交換していただけるととてもうれしいです。
配布予定のポケモン
・腕白ベロバー inダークボール
※すべて理想個体ですが30体のうち18体がC抜け5Vで12体が6Vです
【育成論】突撃チョッキラプラス【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日:2019/12/16】
【基本ステータス】
タイプ:みず・こおり
特性:ちょすい・シェルアーマー/うるおいボディ(夢)
種族値:H130-A85-B80-C85-D95-S60
〜〜〜〜
初代から対戦では強ポケ、アニメではオレンジ諸島編で一時的にサトシの手持ちになり海を移動する手段として登場していた印象が強いです
個人的にはアニメEDの『ラプラスにのって』という曲が大好きでした
今回は高耐久+一撃必殺を活かしたとつげきチョッキ型です
【とつげきチョッキ型】
特性:ちょすい
性格: ひかえめ
持ち物:とつげきチョッキ
努力値:H124-B84-C236-D44-S20
実数値:H221-A94-B111-C148-D121-S83
技構成 :フリーズドライ/ハイドロポンプ/こおりのつぶて/ぜったいれいど
<解説>
・努力値振り
H:BDに合わせた耐久調整
A:なし
B:A振りドリュウズのじしん高乱数3発
C:あまり
S:4振りバンギ抜き
・努力値調整について
まず火力が足りないので火力意識のC補正のひかえめ
そうなるとその他にも候補にれいせい(C↑S↓)が上がるのですが非ダイマックス状態のバンギラスと対面することを考えS4振りバンギラス抜きのためにSに20振っています
バンギラスはすばやさ種族値が61でラプラスよりも1高く、環境にいるほとんどのバンギラスはS4振りなのでそれを抜いて上からハイドロポンプやぜったいれいどを撃つチャンスを掴みにいった調整です
※ここのすばやさ調整は不要だと感じた方は性格をれいせいにしてSに振ってある努力値をCに振ってぶっぱするのもありです(その場合同速であるニンフィアやオーロンゲに抜かれます)
残りはBをドリュウズのじしん高乱数2耐えをベースに調整し、DはFCロトムのC振り10万ボルトが確3になるよう調整しています
耐久目安
・C振りサザンドラのりゅうせいぐん 32.5〜38.4% 乱数3発(98.46%)
・C振りFCロトムの10まんボルト 40.7〜48.8% 確定3発
・C特化Cロトムのリーフストーム76.0〜89.5% 確定2発
・A振りドリュウズのじしん 43.4〜51.5% 乱数2発(6.64%)
・A振りミミッキュのA+2じゃれつく 58.8〜69.6% 確定2発
・A特化バンギラスのストーンエッジ 93.2〜111.3% 乱数1発(62.5%)
・A特化五里霧中ヒヒダルマのばかぢから 116.7〜137.5% 確定1発
・技構成
フリーズドライは威力は70ですがみずタイプにも抜群なのでみずタイプにも役割を持つことができます
更に特性のちょすいによりこちらは相手のみず技は無効にできるので安定して起点にできます
例えば、みず・じめんタイプのポケモン達(ヌオー/トリトドンなど)や、ウオノラゴンに対しては相手のみず技を無効にしつつフリーズドライを4倍弱点として叩き込めます
火力目安
・H振りウオノラゴン 117.7〜142.1% 確定1発
・H振りヌオー 136.6〜162.3% 確定1発
・H振りトリトドン 106.4〜126.6% 確定1発
・無振りギャラドス 114.6〜135.6% 確定1発
・H振りWロトム 58.5〜70.0% 確定2発
・無振りトゲキッス 52.7〜63.8% 確定2発
・無振りサザンドラ 64.6〜76.6% 確定2発
・無振りドラパルト 74.8〜89.5% 確定2発
・HP振りドヒドイデ 47.1〜57.3% 乱数2発(83.98%)
4倍弱点相手には充分な火力があります
無振りギャラドスが確1なことも頭に入れておくと対面で勝ちやすいです
こおりのつぶては優秀な先制技でタイプによって無効にされることがないので確実にダメージを与えられる優秀な先制技です
ひかえめで使用する際は威力は少し落ちますが役割対象に対しては充分な威力はあり、襷削りの場合は1でもダメージを与えられればいいのでダメージ量は気にしなくてもいい場合が多いです
火力目安
・無振りサザンドラ 25.1〜29.9% 確定4発
・無振りドラパルト 29.4〜34.3% 乱数3発(2.22%)
先程のフリーズドライと合わせドラパルトは確1、サザンドラは高乱数1発です
みずタイプのメインウェポン技にはハイドロポンプを採用しました
こちらは命中は少し落ちますがラプラスの少し足りない火力を補ってくれる威力があり、主にH振りヒートロトム意識の採用になります
命中安定や身代わり貫通を求める方は候補技にもある、なみのり、うたかたのアリアの採用も考えられますが実際に対戦でしようしていると火力不足に感じることが多かったのでハイドロポンプを推奨します
火力目安
・H振りHロトム 92.9〜110.8% 乱数1発(56.25%)
・H振りドリュウズ 100.4〜118.8% 確定1発
・H振りカバルドン 93.0〜109.7% 乱数1発(56.25%)
・H振りウインディ 94.4〜110.6% 乱数1発(62.5%)
・無振りリザードン 115.0〜137.2% 確定1発
主に役割対象はこの辺りでありCがこれ以上削れないのもハイドロポンプの威力がギリギリだからです
しかしその分役割対象には充分な火力があるので期待できます
ぜったいれいどは受けポケモンやラプラスにはどうしようもない相手に撃つ技として優秀なので採用しました
特にこのラプラスはちょすいによる流し性能も高いのでみずポケモンに後投げし相手の交代際にこの技を撃つことで試合が終了するケースも多いです
・特性
みずポケモンに対して後投げを安定させるためにちょすい一択です
特に、環境に多いA振りウオノラゴンに関しては相手の先制エラがみによって40%ほどのダメージを食らってしまうのでそれを0%に抑えられるのはとても大きいですし、他にもねっとうによるやけどの可能性も消せたりとメリットはとても大きいです
シェルアーマーは急所の可能性を0にでき安定感は増しますが、積み技もなく、回復技を持たないこのポケモンではメリットは少ないと考えます
うるおいボディも雨パならば採用も考えられますが殴れる耐久ポケモンとしてのコンセプトと合わないので採用価値はないと考えます
【あとがき】
みずタイプキラーとしての採用です
パーティ全体でみずタイプが重かったり、ヌオーやトリトドンがキツい場合は見せ合い時にパーティに組み込んでいるだけでも選出を制限できます
これはチョッキ持ちの他のポケモン達との明確な差別点ともなり、みずタイプ無効に加えてフリーズドライによる広範囲抜群技という差別点も持ち合わせているのでこのポケモンならではの強みは充分あると思います
気をつけるべき点としては、フリーズドライを撃つ際には一撃で落とせない場合も多いのでじゃくてんほけん持ちのポケモンには注意した方がいいです
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【育成論】襷キリキザン【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日:2019/12/10】
【基本ステータス】
タイプ:あく・はがね
特性:まけんき・せいしんりょく/プレッシャー(夢)
種族値:H65-A125-B100-C60-D70-S70
〜〜〜〜
以前、育成論を見たいポケモンの募集をした際にリクエストがあったのでキリキザンを紹介致します
キリキザンはBWから登場したポケモンで見た目がめちゃくちゃかっこいいです
型自体は昔から存在していたのですが、今作の環境に、タイプ・特性共に刺さっていると考えています
今回は安定して仕事をしてくれる襷メタバ型の紹介です
【きあいのタスキ型】
特性:まけんき
性格: いじっぱり
持ち物:きあいのタスキ
努力値:H20-A252-S244
実数値:H142-A194-B120-C×-D90-S121
技構成 :ふいうち/アイアンヘッド/メタルバースト/つるぎのまい
技候補:ステルスロック
<解説>
・努力値振り
H:余り
A:極振り
B:なし
C:なし
D:なし
S:準速−1
・努力値調整について
AぶっぱのSは準速−1にしています
この型のコンセプトは、襷を持って相手の攻撃を確実に一撃耐えてメタルバーストで倒すorつるぎのまい+アイアンヘッド・ふいうちで対面性能を上げるというものです
襷を持っているので耐久に振る必要は余りなくそれならば攻撃と素早さに特化して上から殴れる範囲を広めた方が強く感じます
しかし、注意すべきなのはメタルバーストという技が優先度±0という点です
優先度±0なので、メタルバーストを使う際に相手がキリキザンより遅い場合、技は失敗してしまいます
124 最速バンギラス
123 最速60族(ギルガルド)
121 今回の型、4振り100族(リザードン)
117 4振りミミッキュ、準速65族(ペリッパー、ネギガナイト)
114 麻痺下+1準速100族
112 準速60族、最速50族
107 4振りFCロトム
この辺りになります
ポイントは、キリキザンは準速でもわりと遅い部類に入るという点とパルシェンと同速である
という2点です
パルシェンと同速であり、そのパルシェンも同じく準速でからをやぶる型が主流のポケモンです
Sをぶっぱしていないのは準速パルシェンと対面した際にからをやぶるをされた後、下からアイアンヘッドを入れるためです
からをやぶる後B−1の無振りパルシェンに対し
・アイアンヘッド 53.6〜63.2% 確定2発
・ふいうち 46.4〜55.2% 乱数2発(58.98%)
というダメージで、2連続で最低乱数を引いてもちょうど100%(53.6%+46.4%)で確1を取れます
なので、対面でからをやぶるをされたらアイアンヘッド+ふいうちでノーダメージで突破できる可能性があります
ここまで明確な強みがあるのを考えるとSに極振りしてこの可能性を50%に減らすよりはすばやさを下げて100%の確率で下から殴れる方が強いと考えます
4振り100族と同速にはなりますがほとんどの100族はSに振っているので問題ないでしょう
・技構成
ふいうちは特性のまけんき、つるぎのまいの両者と相性が良くタイプ一致で先制攻撃できる優秀な技です
これによりメタルバーストを撃った相手が襷持ちでも上から縛ることができ、この型と非常に相性がいいです
他にも環境に多いドラパルトに対しても上から抜群が取れたり、ミミッキュのばけのかわを剥がしつつ退場できたりと有効な場面は非常に多いです
火力目安
・無振りドラパルト 99.3〜117.7% 乱数1発(93.75%)
・無振りミミッキュ 58.4〜70.0% 確定2発
・無振りドリュウズ 51.8〜61.6% 確定2発
・無振りリザードン 50.9〜60.7% 確定2発
・無振りGヒヒダルマ 56.6〜67.2% 確定2発
・無振りギャラドス 45.6〜54.3% 乱数2発(47.26%)
A+2
・無振りギャラドス 90.0〜107.0% 乱数1発(43.75%)
・H振りFCロトム 77.0〜91.7% 確定2発
・無振りFCロトム 96.8〜115.2% 乱数1発(81.25%)
アイアンヘッドは2つ目のメインウェポンで主に自分より遅い相手に撃ちます
ニンフィアやマホイップ、ブリムオンなどの多くはこのキリキザンより遅いので上から殴れる上に怯み効果も狙えます
火力目安
・H振りニンフィア 101.9〜121.7% 確定1発
・H振りマホイップ 108.1〜126.7% 確定1発
・H振りミミッキュ108.6〜129.6% 確定1発
・H振りブリムオン 92.6〜110.9% 乱数1発(62.5%)
・無振りトゲキッス 93.2〜111.6% 乱数1発(62.5%)
・H振りバンギラス 64.7〜78.2% 確定2発
・HBオーロンゲ(過去記事) 78.7〜93.2% 確定2発
A+2
・H振りダイマックスブリムオン 93.2〜109.7% 乱数1発(56.25%)
・H振りダイマックストゲキッス 93.8〜110.4% 乱数1発(62.5%)
・H振りバンギラス 130.4〜154.5% 確定1発
ニンフィア・マホイップ・ミミッキュに関してはダイマックス込み確定1発です
メタルバーストは相手の攻撃を物理・特殊関係なく1.5倍の威力で返すことができます
この型はH実数値が142なので襷まで削られた場合は141×1.5の211ダメージ(端数切捨)を返すことができ多くのポケモンを倒せます
カウンターやミラーコートなどもそうですがHPが倍になるダイマックスとはとても相性が悪く今までのように安定して一撃で倒せるという安心感はなくなってしまいました
しかし、非ダイマックス状態の無振りH135族・極振りH103族までは倒せます
これはメタルバーストを撃つ仮想敵に対しては充分なダメージです
Hの種族値を一覧で見たい方はgamewith様が種族値リストを公開しているのでHでリストアップして確認するとわかりやすいと思います
※H振り105族(主にローブシン)を確実に倒したい場合はSを更に1削ってHに回すことで倒すことができますが、トリックルーム下でのローブシン対面ピンポ調整になります
つるぎのまいは自分より遅い相手に主に使う技でアイアンヘッドやふいうちの攻撃力を格段に上げることができます
ダメージに関しては各技の火力目安A+2のリストを参照してください
候補技としてはステルスロックを載せさせていただいていますが、つるぎのまいとの選択技です
攻撃力アップはまけんきで充分という方や、メタルバースト読み交代につるぎのまいよりステルスロックを刺したいパーティの場合は採用価値もあります
・特性
まけんき一択だと思います
ダイマックス技の追加効果により能力値が下げられやすい剣盾環境では能力値が下げられるだけで攻撃が二段階上昇されるというのはとても強いです
威嚇をされた際も−1された後に+2するので一段階上昇になります
せいしんりょくは怯まなくなり威嚇を無効にできますが、怯みはダイマックスすれば無効にすることもでき、威嚇に関してもまけんきの下位互換です
プレッシャーは相手のPPを2ずつ削れますが耐久型ではないこの型とはシナジーが噛み合ってないです
【あとがき】
ASぶっぱが多いイメージの襷メタバ型ですが準速−1調整に大きなメリットを感じました
自分より速い相手にはメタルバーストによるカウンター性能、遅い相手にはつるぎのまい+アイアンヘッドによる高火力アタッカーとスイッチヒッターのような立ち回りができるところが他のポケモンとの差別点ともなり気に入ってる点でもあります
※実際に使ってみると、初手FCロトム対面になることが多いのですが、S無振りロトムの後攻ボルトチェンジが何をするにも相当厳しいので交換できるならなるべく対面は避けた方がいいです
他にも、トリックルームPTの先発やフィニッシャーとしても優秀なのでぜひ使ってみてください!
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