ランク戦シーズン1感想・まとめ
【シーズン1 キャラランクについて】
個人的にランク戦をしていて感じた強みをSランク〜Bランクを中心に解説していこうと思います
【Sランク】
・テンプレ型の(かげうち/シャドクロ/じゃれつく/剣舞)一辺倒だったが環境終盤からは(じゃれつく/身代わり/いたみわけ/呪い)といった受けキラーの型も多く出現し安定して受けれるという概念が崩れた
・やはり特性ばけのかわによる積みポケモンストッパーとしての役割が安定して強い
・襷かスカーフかによって対処法が大きく変わるのにもかかわらず判別もとても困難であり、かたやぶりによるばけのかわやふゆうを無視した攻撃が強い
・すなかきドリュウズによる全抜きアタッカーも環境中盤以降増え始め、弱点保険の可能性も視野に入れなければならなくなり更に殴りにくくなった
【Aランク】
ドラパルト
・物理型/特殊型共に強く、鬼火たたりめや壁貼りとなにをさせても強いので型の判断が非常に困難なのが強みでサポート型だとしてもダイマックスすることで火力も充分なのが厄介
・環境終盤では特殊型で(流星群/シャドーボール/大文字/10まんボルト)といった技構成で受けループや4倍弱点キラーとしての運用がとても多くギャラナットやドヒドヌオー対策として採用率が高かった
・スカーフ型を基本としているものの眼鏡型やわるだくみによる積み型も多くこちらもドラパルトと似たような広範囲特殊アタッカーとして活躍した
・あくタイプということで特性悪戯心のポケモンにも強くスカーフを持たせることで初手の性能がとても上がり、あくのはどうによる怯みゴリ押しも抜きエースとしての性能を上げていた
・じしんかじょう/いかく共に強く、いかくの場合はりゅうのまいの採用率が高かった印象があるとても抜き性能が高いエースポケモンとして環境終盤の採用率がとても高かった
・特にじしんかじょう+ダイジェットによる相手を倒しながらりゅうのまいの効果を得る動きがとても強くステルスロックを撒かれていると止めるのはとても困難であった
・アーマーガアやドヒドイデやナットレイなどの環境にいる多くの受けポケモンに刺さるので同じロトム系統の中でも頭一つ抜き出た性能があった
・サイクル戦において相手選出がアーマーガア、ドリュウズ、低耐久アタッカーといった選出だった場合アーマーガアにあと投げしてオーバーヒートを撃つことで大きな負担をかけることができる所が高評価点であり例えアーマーガアに突っ込まれたとしても問題なく飛ばせるのが明確な強みだった
アーマーガア
・Sランクにあげたミミッキュ/ドリュウズの両者に強くミラーアーマーによる追加効果の跳ね返しや防御力と防御ランクで威力計算をするボディプレスも強さを引き立たせていた
・環境終盤ではダイジェット+弱点保険による抜きエース型も流行りだしたりと型判別すら難しくなり対処がとても難しくなった
【Bランク】
ガラルヒヒダルマ
・五里霧中スカーフ型がシンプルにスカーフ+鉢巻といったわかりやすい強さがあり流行っていた
・そこに刺さる鉢巻型やダルマモードの存在もあり相手のサイクルを破壊するのに特化したポケモンで相手をするのが厄介であった
・ダイマックスエースとして代表的な強さのある3匹で、アイアントははりきりによる超火力、トゲキッスは弱点保険+ダイジェットによる抜き性能、パッチラゴンはその2体のいいとこ取りのような性能をしていました
・環境終盤ではトゲキッス>パッチラゴン>アイアントの順で環境に多く、これは特殊型ドラパルトやスカーフサザンドラやエースバーンなどのアイアントより速いほのお技持ちが増えたことが影響しており、パッチラゴンは今はまだトゲキッスよりも数は少ないがシーズン2ではトゲキッスよりも数は増えると考える
・さいせいりょくによるサイクル戦の強さやヌオーと組ませることで更に相性補完にも強く突破が困難となった4倍弱点のない優秀な受けポケモン
・環境にエスパータイプどころかエスパー技持ちも極端に少ない環境であったので実質的な弱点はでんき/じめんのみのようなものだったのも追い風であった
オーロンゲ
・悪戯心による安定した壁貼り要員に加え挑発や電磁波によるサポート力が高くA種族値も120あるのでふいうちやソウルクラッシュによる殴り性能も高い
・1番優秀なのはタイプであり4倍弱点がないことやあくタイプなので悪戯心のポケモンによる挑発を無効にできる点があげられる
【Cランク】
・抜き性能はヒートロトムには劣るがスカーフ型による奇襲も多く刺さる相手には強かった
・砂撒き要員として殴れるバンギ/サポートのカバといった印象だったが終盤ではカバルドンの数がとても増え鉢巻を持たせた奇襲型も増えシーズン2ではアタッカーカバルドン+すなかきドリュウズといった構築が増えそうな印象があった
エースバーン
・ほぼ唯一の高速ほのおアタッカーとして環境に刺さっていたが火力が少し足りない場面も多かったので夢特性のリベロが解禁されてからが本番という印象であった
・火力を出すにはダイマックス前提で晴れ状態だと壊れ性能になるが自力で晴れにするにはダイマックスターンを1ターン使わなければならないのが使いにくく感じたし天候の奪い合いが激しい今作では晴れをキープするのも容易ではなかった
・受けとしてはかなり優秀だが火力がない点や相手を流す技がないので積みアタッカーに弱いし4倍弱点のほのおが明確な弱点なので安定はしない
・ほぼ襷型のみだが環境上位のポケモンに強く出れるので採用率はじわじわと上がっていたのでシーズン2では更なる活躍が期待できる
【Dランク】
・(ハイパーボイス/めいそう/ねがいごと/まもる)といった対特殊ポケモン決戦兵器のような型や(ハイパーボイス/マジカルフレイム/でんこうせっか/シャドーボール)のようなフルアタ型も多く対処が難しいポケモンであったがやはりめざパ剥奪がしんどいか
・はらだいこによる抜きエースは中盤以降は減り突撃チョッキを持たせつつカウンターをしてくる型が多くカウンター持ちのポケモンとしては1番強く感じたので第2シーズンでの活躍に期待
ジュラルドン
・壁貼りができたり突撃チョッキを持たせて殴り合いもできるがこのポケモンでやる必要性を感じることが少なく今後の研究に期待
ヌオー/トリトドン
・単体というよりはドヒドイデのペアとして輝く2体で単体としての性能は低いので不意にどちらかが落とされてしまうと突破は容易になる場合が多い
ガラルサニーゴ
・技/特性共に優秀だがタイプが環境的に向かい風で特殊型ドラパルトの存在もキツいので安定感は減ったが確3程度の技ならば呪われボディも合わさり受けきることも容易
【ランクE】
ウオノラゴン
・環境全体的に高威力のみず技が一貫する場面というのが少なくこのポケモンを使うならばパッチラゴンを使えばいいという状況になってしまったので今後の活躍が1番期待しずらいポケモン
・型はからやぶに限られるのでダイマックスや天候変化のスリップダメージにとても弱く他にもボルトチェンジ+先制技による対処も容易で大幅に弱体化したと感じた
・水タイプキラーだが火力の低さが課題なので型の研究が必要
・のどスプレーを持たせた(10まんボルト/フリーズドライ/うたかたのアリア/みがわり)の受け回しキラーに期待している
【シーズン1感想】
シーズン1は剣盾に参加しているポケモンで対戦環境を作ればこうなるだろうなという予想通りの環境であり、楽しかったけれどこのままでは飽きが来るのも早いなといった感想でした
12月に入るとTop30のポケモンはほぼ固定された印象で、大きな変化はやはりパッチラゴンの採用率が急上昇したこととドリュウズの相方としてカバルドンの方が採用され始めたことでした
どちらのポケモンもウオノラゴンやバンギラスといった似通った性能のポケモンの影響で注目を浴びるのが遅れた印象があるので今後もそのような陰に隠れているポケモンが台頭してくる可能性は大いに有り得そうです
【シーズン2や今後について】
シーズン2では一部のキョダイマックスポケモンが使用可能になることが判明していますがそのような使用可能ポケモンによる環境変化はユーザーの飽きを緩和してくれるのでとても良いとは思います
現在使用できないポケモンも少しずつでいいのでポケモンホームによる過去作との互換と共に使用可能となればいいと願っています
今後は御三家の夢特性解放や化石ポケモンの夢特性の解放にも注目していきたいです
これらは配布でくると思うので時期は全然想像出来ませんが早くて2月、遅くて夏頃といった予想です
【まとめ】
シーズン1では順位までこだわって対戦をしたのは3日ほどでしたが合計18時間以上はやる詰め込みっぷりでした
今作からのランク戦ですがとてもいい制度だと思います
もう少しマスターランクまでの道のりを険しくしてもいいのかなぁと思いますがこれはポケモン対戦歴が長い身だからこそ思う意見で初心者からするとちょうどいいのかもしれません
今後も適度な刺激と環境変化により長く楽しめることができると嬉しいです
来年もポケモン剣盾楽しんでいきましょう!