【育成論】弱点保険トゲキッス【ポケモン剣盾】
【ポケモン剣盾育成論】
【最終更新日：2019/12/3】
【基本ステータス】
タイプ：フェアリー・ひこう
特性：はりきり・てんのめぐみ/きょううん(夢)
種族値：H85-A50-B95-C120-D115-S80
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言わずと知れた第五世代対戦環境の白い悪魔です
当時はほとんどがこだわりスカーフを持たせ上からてんのめぐみ+エアスラッシュの6割怯みという害悪コンボをたたきつけていました。
今作ではHPが低くBとDが高いトゲキッスにとってかなり相性のいいダイマックスという新たな武器を手に入れたので、それを最大限に利用したじゃくてんほけんで能力をぐんぐん上昇させる新たな時代の型の紹介です
【じゃくてんほけん型】
特性：てんのめぐみ
性格： おくびょう
持ち物：じゃくてんほけん
努力値：H4-C252-S252
実数値：H161-A×-B115-C172-D135-S145
技候補：バトンタッチ/シャドーボール/はどうだん/げんしのちから
<解説>
・努力値振り
H：余り
A：なし
B：なし
C：極振り
D：なし
S：極振り
・努力値調整について
Sを中心に調整しています
S80族かそれ以下のポケモンたちはスカーフを持たせたり、すばやさ上昇補正の性格ではなく火力に特化した型が多いので
どちらかというとダイジェット(エアスラッシュ)を撃った後にどこまで抜けるかを意識した調整になります
おくびょうS極振りするとすばやさの実数値は145となり、S+1状態だと217になります
この辺りのポケモンとなると
231 スカーフ最速ドリュウズ
228 スカーフ準速100族(リザードン)
225 スカーフ最速85族(ジャラランガ、ゴリランダー)、スカーフ準速サザンドラ
220 スカーフ準速95族(ヒヒダルマ、タチフサグマ)
219 +1最速ギャラドス
217 スカーフ最速80族(トゲキッス、シャンデラ、マンムー、ウォーグル)
213 最速ドラパルト
210 スカーフ準速ドリュウズ
208 スカーフ最速75族(ウオノラゴン、ストリンダー)
207 スカーフ準速FCロトム
環境にいるメジャーなポケモンたちはこの辺りになります
トゲキッスでなくともスカーフを持たせるポケモンを育成する際にはこの辺りのすばやさラインはとても重要になるので覚えておくと対戦時に便利です
これを参照に調整するとなると、トゲキッスの場合スカーフ準速ドリュウズは最低でも抜いておきたいところです
そして準速スカーフドリュウズ+1で調整すると素の状態では準速ドリュウズと同速になってしまうのでそのひとつ上の最速ドラパルト抜きまで振っています
同じ80族の最速スカーフたちとは殴り合いになった際にダイマックスをすれば殴り勝てる相手がほとんどなので同族勝負をするよりは少しでもじゃくてんほけんを発動させるために耐久に回しています
なので、同速意識の方が高い方はCSぶっぱでもOKです
【追記:12/3】
現在、環境に陽気最速ウォーグルが増えており、Sの種族値がトゲキッスと同じ80なので最速にして同速勝負をする機会が増えました。なので最速推奨です
ダイマックス同士の殴り合いになるとお互いダイジェットの撃ち合いが想定され、ダメージも確３同士なので上から殴ることが最重要となります
環境にいるウォーグルはフルアタがほとんどなので、なるべくダイウォールでターンを稼ぎ、ダイマックス終了後に殴り合ったほうがエアスラの怯み+相手のブレイブバードの自傷を考えると有利だと思います
耐久力は素でも高く、ダイマックスするとほとんどなんでも耐えます
素の耐久目安を載せておくのでダイマックスは耐久力2倍にして計算してください
耐久目安
・C特化メガネFCロトムのほうでん 106.7〜126.3％ 確定1発
・A特化バンギラスのストーンエッジ 125.1〜147.2％ 確定1発
・A特化ドリュウズのアイアンヘッド 99.3〜117.7％ 乱数1発（93.75%）
・C特化サザンドラのラスターカノン 53.9〜63.8％ 確定2発
・A特化ダイマックスドラパルトのダイホロウ(シャドーダイブ) 79.7〜94.4％ 確定2発
・A特化ウオノラゴンの先制エラがみ119.6〜141.7％ 確定1発
・チョッキマンムー(過去記事)のつららばり 53.9〜165.6％ 乱数1発（99.22%）
・HBナットレイ(過去記事)のジャイロボール 103.0〜122.6％ 確定1発
このように素の状態でも弱点技でも倒されないことが多く、ダイマックス時は200%を超えるダメージでないと確1には出来ないので上記の技は全て耐えた上で弱点技に対してはじゃくてんほけんが発動します
・技構成
エアスラッシュはこのポケモンの代表技でもありてんのめぐみとの相性もかなり良いです
スカーフサザンドラのあくのはどうと比べてもこちらは3倍の60%の確率で相手を怯ませることができるのでやはり60%の確率で相手になにもさせないというのはかなり強力です
ダイマックス時には怯まないというのが弱点にはなりますが、こちらもダイマックスすることでひこう技はダイジェットというすばやさ上昇手段を得られるのでむしろ追い風です
火力目安
・無振りギャラドス 35.6〜42.6％ 確定3発
・無振りウオノラゴン 44.2〜52.7％ 乱数2発（18.75%）
・無振りミミッキュ 44.6〜53.8％ 乱数2発（44.14%）
・H振りローブシン 80.1〜96.2％ 確定2発
・H振りパルシェン 71.3〜84.7％ 確定2発
C+2エアスラッシュ
・無振りギャラドス 70.7〜84.2％ 確定2発
・無振りウオノラゴン 87.8〜104.2％ 乱数1発（31.25%）
・無振りミミッキュ 90.0〜106.1％ 乱数1発（37.5%）
・H振りローブシン 161.3〜190.5％ 確定1発
・H振りパルシェン 142.0〜168.1％ 確定1発
メインで撃つのはこの辺りでしょうか
素の状態ではほとんど2〜3発当てれば倒せますし、じゃくてんほけん発動後はほぼ確1発な上に上から殴れれば60%怯みです
ちなみにダイジェットの火力はC+2エアスラッシュより少し低いくらいで
・無振りギャラドス 61.4〜72.5％ 確定2発
のように10%ほど威力が下がります
他には、H振りナットレイに対し51.3〜60.2％ 確定2発なので受け出しを許さなかったりします
マジカルシャインは優秀なフェアリー技でエアスラッシュが効かない相手へのメインウェポンとなります
極振りしているのも素のマジカルシャインの火力がギリギリなことが大きいです
火力目安
・無振りサザンドラ 167.6〜201.1％ 確定1発
・無振りドラパルト 100.6〜119.0％ 確定1発
・無振りオノノクス 115.2〜136.4％ 確定1発
・無振りバンギラス 75.4〜89.1％ 確定2発
・H振りオーロンゲ 81.1〜96.0％ 確定2発
・H振りブラッキー 51.4〜62.3％ 確定2発
ドラゴンには比較的安定し、その他もかなり削れる確2です
C+2状態ではもちろん誰も受けられず
ダイフェアリーもH振りバンギラスを101.4〜119.8％ 確定1発なので火力充分です
バトンタッチはかなりこの型との相性が良く、じゃくてんほけん+ダイジェットでAS2段階+S1段階上昇を後続に引き継げます
物理特殊どちらも上がるので、わざわざバトン先として育成したポケモンではなく、撃たれる技に強いタイプ相性のポケモンやミミッキュなどを雑に投げるだけで強力なアタッカーを生み出すことができます
お気に入りのマイナーポケモンを活躍させたい方などにとってもかなり強力な味方となってくれるでしょう
4枠目は自由枠となりPTの仮装敵によって変わってくるでしょう
今の環境だと通りの良いシャドーボールがオススメです
・特性
やはりてんのめぐみ+エアスラッシュの60%怯みを使うためにてんのめぐみが最優先でしょう
追加効果発動率が2倍なのでだいもんじのやけど率も20%とわりと期待できる数値になります
他には、はりきりときょううんがありますが、 はりきり＆きょううんの方はダイマックス時は相性が良いです
ダイマックス
なにしろ、ダイマックス技は追加効果が100%発動するのでてんのめぐみは完全に無駄となってしまいます
しかし、このポケモンはむしろダイジェットでSを上げたあとはダイウォールを自ら使って素の状態に安全に戻り6割怯みを使って勝ちを拾いに行く場面もあるくらいなのでやはりてんのめぐみ最優先でしょう
【あとがき】
ダイマックス時の耐久力のおかげで今までと違った戦い方が可能となりました
ダイマックス状態を一撃で落とすのはかなり至難の業で、じゃくてんほけんの発動率もかなりのものです
そもそも弱点になる技を撃たれない場合は発動しませんが耐久力のおかげで弱点でない限り全然ダメージも入らないのでそれはそれでダイジェットでSを上げてしまえばOKです
持ち物もじゃくてんほけんと他のメンバーと被りにくいものなのでPT枠に空きがあったり誰にするか迷っている方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか
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